NEAR-GOOSデータ交換運用マニュアル(第2.1版)
地域データベース技術マニュアル:地域遅延モードデータベース
修正:平成18年1月

地域データベース技術マニュアル目次

1 NEAR-GOOS地域リアルタイムデータベース(RRTDB)
 (省略。地域リアルタイムデータベースのホームページをご覧下さい。)

2 NEAR-GOOS地域遅延モードデータベース(RDMDB)
 2.1 取得できるデータ
 2.2 RDMDBでのデータ処理と品質管理
 2.3 RDMDBからのデータ取得
 2.4 RDMDBへのデータ提供
 2.5 障害対策など
 2.6 RDMDBの各種アドレス


2 NEAR-GOOS地域遅延モードデータベース(RDMDB)
 RDMDBの運用は、日本海洋データセンター(JODC)が行っています。以下にRDMDBの運用の詳細を記します。
 

2.1 取得できるデータ
 RDMDBでは、以下のデータを取得することができます。
(1)地域リアルタイムデータベース(RRTDB)を通じて収集したデータ
 RRTDBが取得してから30日を経過した次のデータがRDMDBに転送されます。
 1. RRTDBがインターネットを通じ、NEAR-GOOS参加国関係機関から収集したデータ
 2. 以下のWMO国際気象通報式によって通報され、気象庁がGTSによって収集したデータのうち、NEAR-GOOS対象領域の観測データ
   (当面、北緯20度以北、東経110度以東、日付変更線以西のデータを扱います。)

 3. 気象庁作成の北西太平洋日別海面水温解析データ

(2)国別遅延モードデータベース(NDMDB)を通じて収集したデータ
 NDMDBによって収集、管理されているデータのうち、国別リアルタイムデータベース経由で収集、管理されているデータを除いたデータが定期的に RDMDBに転送されます。

(3)RDMDBに直接送付されるデータ
 リアルタイムでは通報できない詳細な海洋データなどがこれに当たります。以下にその例を示します。


(4)その他のデータ
 海上保安庁海洋情報部作成の日本近海海洋速報図
 

2.2 RDMDBでのデータ処理と品質管理
 RRTDBが取得してから30日を経過しRDMDBに転送されたデータはその種類毎に、RRTDBの受領日を元にして1か月分が1つのファイルにまとめられます。その後、これらのデータは後述するRDMDBデータ提供システムに登録され、利用者に提供されるようになります。なお、まとめられたデータの形式は基本的に RRTDBにおけるデータ形式を踏襲しており、内容の編集等は行っていません。ファイル名の表記法を以下に例示します。

2005_07.bathy
(RRTDBが2005年7月に受領したBATHYデータ )
2004_07.JAFIC
((社)漁業情報サービスセンター(JAFIC)からRRTDBに提供された、2004年7月のデータ)
2002_07.subst
(RRTDBが2002年7月に収集した水温観測データ全てを統一形式に変換したもの)
2000_04.sstanl
(気象庁が作成した、2000年4月の北西太平洋日別海面水温解析データ)

 ファイル名の年月はRRTDBがデータを受領した日で付されているものもあるため、ファイルに納められているデータの観測日はファイル名の年月に観測されたものだけではなく、過去に観測されたデータが含まれていることもあります。例:2005_07.bathyには2005年7月のデータに加え2005年6月又はそれ以前に観測されたデータも含むファイルもあります。データ内の観測日を参照してください。(RDMDB取り扱いデータ一覧の「ファイル名:mm」参照)

 上記以外のデータは、データ毎に適切な処理を行います。その後、RDMDBデータ提供システムに登録され、利用者に提供されるようになります。
 RDMDBが収集、管理するデータには、後述するNEAR-GOOS RDMDBホームページ内に、ファイル名の表記やデータ形式を説明するページが用意されています。
 

2.3 RDMDBからのデータ取得
 RDMDBには、JODC WWWサイト内にあるNEAR-GOOS RDMDBホームページからアクセスします。
 NEAR-GOOS RDMDBホームページ内にある主な項目は、以下のとおりです。


 RDMDBデータ提供システムでは、種類や期間別にデータの一覧が画面表示されるようになっており、個々のデータを画面上で選択することによりデータの取得が行えます。
 RDMDBデータ提供システムの詳細は、NEAR-GOOS RDMDBホームページをご覧ください。
 

2.4 利用者からRDMDBへのデータ提供
 データベースの利用者には、可能な限りデータを提供し、海洋データの流通を促進していただくようご協力をお願いします。データは、次に挙げる方法のうちのいずれかで提供してください。

(1) RDMDBが利用者のデータを取得する
 各機関が運用するWWWサイトやftpサイトなどに置かれているデータをRDMDBへ提供する方法です。この場合は、RDMDBが定期的に利用者の WWWサイトやftpサイトなどにアクセスしてデータを取得します。この方法によってデータを提供する利用者は、データの形式と内容、ファイル名の付け方、データの更新の頻度等の情報をRDMDBまでお知らせください。

(2) 利用者がRDMDBへデータを送付する
 データ提供を行う利用者は、データの形式と内容、ファイル名の付け方、データ送付の頻度等の情報をRDMDBまでお知らせください。

 RDMDBに提供するデータの形式は、どのような形式でも構いません。RDMDBでは提供されたデータに対して適切な処理を行った後、カタログ情報と共にRDMDBデータ提供システムに登録して、利用者に提供できるようにします。
 

2.5 障害対策など
 RDMDBは、JODC WWWサイトを含むJODCの各種オンラインサービスと共に、JODCが保有するデータベース運用装置上で24時間運用を行っています。しかし、各種の保守作業の他、障害の内容によっては、RDMDBへのアクセスが行えなくなることがあります。障害が発生した際には、データベース管理者が早期復旧に努めます。

 保守作業によるRDMDBの一時停止等、運用に関するデータベース管理者から利用者への連絡は、原則としてNEAR-GOOS RDMDBホームページ内にある通知用ページに掲示することによって行います。
 

2.6 RDMDBの各種アドレス
 NEAR-GOOS RDMDBホームページやデータの送付先等のアドレスは、次のとおりです。
 

NEAR-GOOS RDMDBホームページ
[ http://near-goos1.jodc.go.jp/index_j.html ]
RDMDBへのデータ送付先(電子メール)
[ data-mg@jodc.go.jp ]
RDMDB管理者の電子メールアドレス
[ jodc@jodc.go.jp ]